離任式・入学式

離任式

4月9日(月)、若狭東高校では、離任式が行われました。
若狭東高校から離任される先生が12名おられ、その先生方から在校生にお別れの言葉が話されました。

離任される先生から

離任される先生からの話

先生方からは、在校生に向けて
「何事にも前向きに取り組むこと」「積極的にチャレンジすること」など、心のこもった話しをしてくださいました。

生徒からのお礼の言葉

離任される先生方へ、生徒を代表して、生徒会長から、お礼の言葉を伝えられました。

生徒代表お礼の言葉

生徒代表お礼の言葉を引用します。

つい先日、卒業式が行われ、先輩方と別れたばかりなのに、今日、さらに多くの先生方が東高を去られるということで、悲しい気持ちでいっぱいです。

橋本先生をはじめ諸先生方には、勉強や部活動など、いろいろな場面でご指導をしていただきました。その中で、私たちが東高生として「やるべきこと」、「守らなければならないこと」、そして「人としての思いやり」など、大切なことを たくさん教えていただきました。

そんな先生方と別れるのはとてもさみしいです。

しかし、先生方に出会えたこと、教わったことは決して忘れません。

今度お会いするときは今より成長した姿をお見せします。また、テレビや新聞などでも私たちが活躍する様子を伝えたいと思います。

先生方、今まで本当にお世話になりました。

ありがとうございました。

離任される先生方への感謝の気持ちを忘れず、新たに始まる学校生活を一生懸命過ごしてほしいと思います。

入学式

4月9日(月)14:00からは、入学式が行われました。

入学式次第

入学式次第は次の通りです。

  • 開式のことば
  • 国家斉唱
  • 新県民歌斉唱
  • 校歌演奏
  • 入学許可宣言
  • 学校長式辞
  • 来賓紹介
  • 祝電披露
  • 新入生代表宣誓
  • 在校生代表歓迎の言葉
  • 閉式の言葉

祝電

学校長式辞

学校長式辞

学校長からは次の話がありました。
学校長式辞を引用します。

春の始まりを告げ、咲き誇っていた桜は若葉に代わり、本格的な春が始まりました。

百六十名の新入生の皆さん、入学おめでとうございます。皆さんの入学を祝福するとともに、心から歓迎します。

本校の目標の一つは、地域で活躍し、地域を創る人を育てることです。そのために学力や資格、そして何よりも人間性が重要なことはこれからも変わりません。社会が大きく変わろうとしている今だからこそ、この高校3年間を全力で頑張って欲しいと思います。

さて、皆さん、社会は大きく変わろうとしています。日本はすでに人口減少と少子高齢化の時代に入りました。この地域においても中学3年生の数は皆さんをピークに減少をつづけます。しかしこのまま日本は衰退する道を進むわけにはいきません。今、幼児教育、高校、大学の授業料無償化が検討されていますが、これは、少なくなる子ども達を、しっかり育てていかないと日本が生き残れない、と考える人が多くなったということです。もちろん、皆さんの高校3年間にも大きな期待がかけられています。

国も福井県も職業系高校に対する施策を実施していきます。高校は高校の中だけで教育をするのではなく、地域の専門家の人による授業や企業との連携授業、実習が数多く実施されます。3年生の課題研究では地域に出ることが本当に多くなります。

平成29年度まで本校で実施されたスーパー・プロフェッショナル・ハイスクール事業は大きな成果をあげて終了しましたが、この4月からはその成果を発展させるため、新たな取り組みの実施が決定しています。例えば農業科では古くなった温室が改修され、新たにトマトとイチゴを一年間収穫する水耕栽培装置が設置されます。また、本校が創立百周年を迎えます平成三十一年度には、それに併せて授業の中で実習・研究した成果物を販売したり食事したりできる会館の建設を計画しています。保護者の皆様にもご協力をお願いすることになりますが、お子様、ならびに地域を支える人材育成のため、お力をお貸しいただきますよう、よろしくお願いいたします。生徒の皆さんはその支援、施設を有効に使い、授業や行事、部活動を軸にいろんなことに主体的に取り組んで頑張って欲しいと思います。

ところで、皆さんは「働き方改革」という言葉を聞いたことがありますか。その目的はいくつかありますが、

  • 女性や高齢者が働ける環境を増やして、企業の人手不足を解消する
  • 出生率を上げ、将来の働き手を増やす

といったことがあげられ、人口減少、少子高齢化対策の一つでもあります。

人口減少による労働力不足はすでに目に見える形で現れています。最近は、ガソリンスタンドに続き、スーパーマーケットのレジが、急速にセルフレジへと変わりつつあります。すでに身の回りでも人口減少、少子高齢化が現実のものとなってきているのです。

こういう時代だからこそ、AIを搭載した機械による、これまでにない社会の大きな変化が間違いなく起こります。人口減少、少子高齢化が避けられない日本は、世界に先駆けて自動運転車やロボットの導入に踏み切らざるを得ません。少子高齢化社会は自動運転の車が早期に実用化されることを期待するしかないのです。このような社会を支えるのは、皆さんのような新しい時代を生きる人たちです。社会の変化を不安がるばかりではなく、自ら動いて時代を切り開いて欲しいと思います。

このような時代に、皆さんはどのように高校生活を過ごせば良いでしょうか。これまでは、きちんと将来の目標を立て、その目標に向かって頑張れば良い、と言われてきました。これは今の時代もかわりません。しかし、変化が大きく周期が短いこの時代に、将来なりたい自分の姿を明確にイメージすることは簡単ではありません。それでも、夢を持つことはもちろん大切なことです。その夢は社会とともに変化することになっても、その強い気持ちが変化への対応力となるでしょう。

皆さんには、これから3つのことで自分を磨いて欲しいと思います。

まず1つは、確実で不変な情報の基礎、つまり教科書に出てくる知識をしっかり身につけてください。確かな知識がないと、膨大な情報が溢れている現代社会の中で、正しいものを選ぶことができず、また、物事を発展させることができません。いつの時代になっても基礎知識や常識・教養は社会生活の基盤として必要なのです。

2つ目、思春期という、心の成長期の旬であるこの3年間に、いろいろな心の動き、「情緒」を養ってください。他人の悲しみを悲しむ、故郷をなつかしむ、人の世のはかなさを感じ、美しいものに感動する、ということです。その旬の時期にいる今、読書することが大切です。大人になってからでは感受性が衰えてしまい、手遅れなのです。私は高校時代の部活動も心が育つには同じくらい大切なことだと思います。

3つ目、まずは目の前にある課題を自分を信じてしっかり頑張ってください。それが一見将来の仕事と関係なくても、自分が出来ること、さらには、自分がやるべきことを、しっかりやりとげることが、変化に対する対応力を鍛え、あなたの未来をつくります。経験がない中でやりたいこと探しをするのではなく、自分ができることから始めないと、結局は何がしたいのかが明確にならないからです。

最後に、皆さんには可能性という未来が目の前に広がっています。これからの三年間で人間性を育て、人に感謝し、周りから応援され、豊かな人生を切り開く人間に成長されることを願います。

新入生の皆さんには、3つのことを意識して、高校生活を実りある3年間にしてほしいと思います。

担当:図書情報センター荒木