校長あいさつ
本校は、大正9年(1920年)4月19日に遠敷郡遠敷農林学校として開校し、遠敷高校、若狭高校、若狭農林高校と名前を変え、昭和62年(1987年)、現在の若狭東高校となりました。さらに学校再編により、平成25年(2013年)に嶺南地域唯一の総合産業高校として新たなスタートを切っています。現在のクラス編成は、全学年とも農業科が生活創造科(1組)と地域創造科(2組)の2クラス、工業科が電気・機械科(3組・4組)の2クラス、商業科がビジネス情報科(5組・6組)2クラスの1学年6クラスのクラス編成となっています。
また、令和元年(2019年)に、創立100周年記念式典が挙行され、記念会館として生徒玄関前に「ゆずりは会館」が建設されました。授業や実習で研究した成果物を地域の方々に販売したり、「高校生レストラン」として活用したりと、ゆずりは会館を活動拠点としながら、生徒たちが主体的な学びに取り組んでいます。授業では各教室に設置されているプロジェクターや一人一台のタブレット等、ICT機器を積極的に活用し、効果的な授業等に取り組んでいます。部活動も充実しており、運動部、文化部とも全国で活躍する部があり、若狭東高等学校としてのプライドと愛校心をもって、生徒と教師が一丸となって頑張り続けています。
本校の校訓は、昭和34年(1954年)に制定された校歌にも歌われています。
[進取]:何事も恐れずに、新しいものに積極的に挑み、創意工夫を重ねる姿勢をもつ。 [敬愛]:互いに親しみの心を抱き、自然の恵みに感謝しつつ温かみが広がる社会をつくる。
[誠実]:常に真実の道を求め、自己の長所を伸ばし、周囲から信頼される生き方をする。
であり、伝統ある学校文化を引き継いでいます。
近年では、平成29年(2018年)度まで福井県内では唯一本校で実施されたSPH(スーパー・プロフェッショナルハイスクール)事業が大きな成果をあげ、より深化し実践されています。進取・敬愛・誠実の精神を育みながら、嶺南の総合産業高校としての特色を活かし、「明日の若狭を創るのは君たちだ!」をスローガンに、教職員一同、心を一つにして教育活動に取り組んで参ります。
どうか皆様方の暖かいご支援・ご協力を賜りますようよろしくお願い申し上げます。